notasoの日記

皆さんの暇つぶしを助けるメキシコ生活の日記

ユカタンのバビロンに行ってきた

 先日、友人が大麻所持で逮捕されたのでメキシコの刑務所に行ってきました!

 

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刑務所の入り口

めちゃくちゃ写真見にくくてごめんなさい。

 

この階段を上ると実際に刑務所への入り口があります。

家族以外の面会は行われていないので入ることは基本的にできないです。

 

そんなわけで僕と友人は気温35度の中炎天下で待つことに...

 

しかし!

なぜか今回一緒に行った友人が

「彼は日本からの留学生でメキシコの全ての部分を教えてあげたいんだ」

と看守に伝えるとなぜかパスポートの提示(しかもコピー)であっさりと入館。

 

意味がわからない...

しかも友人までもあっさりと入館。

あとで事情を詳しく聞いてみたところ僕を連れてきてくれた友人は

地元のフェンシングの選手だったそうで、そこそこ有名だそう。

 

それをIDチェックの時に看守の方が確認できたから入れたみたいな。

 

本当かどうかは怪しいですけどね〜...

 

そんなこんなで実際に入館、しかし中は当然撮影不可。

 

大体のイメージを伝えるとかなりニオイがきつく、

まるで日本の公園の公衆トイレの匂いが全体に充満しているような感じでした。

 

また、エアコンなどもビジターエリア以外には存在せず、

窓も脱獄防止のために防弾ガラスで締め切りです。

まさにこの世の地獄。

 

そして僕たちは何かを試そうということで食堂に入ってみました。

 

案の定下水の匂いが部屋全体に行き渡っていて入るだけで吐きそうになりました。

私はそこでポテトチップスとコーラを注文。

本当はタコスを食べようと思ったんですけどそんな良いものありませんでした。

 

味は極めて普通。

部屋の匂いがきつすぎてまともに食べることができませんでした。

 

二人で食堂にトライした後はとにかく刑務所の雰囲気が重く、

お互い早く出たかったので外で待つことにしました。

なので、トイレだけ済ませて出ることに。

 

外に出るとあのひどい匂いはほぼなく、いつも通りのユカタンが広がってました。

 

ちなみに、この時僕たちは気付かずにとても危険なことをしていて、

実は僕たちが最後に使用したトイレ、

 

受刑者用だった。

 

最後にパスポートのコピーを返してもらう時に看守のおばちゃんに言われました。

「今後、トイレを使用する場合は安全のために看守を同行させてください。」

とのこと。

 

監視カメラで全部監視されてるっていう時点で怖いのに、

運が悪ければ脱獄犯に殺されて今頃死んでたと思うと鳥肌が立ちました。

 

余談なのですが、メキシコの受刑者たちの中には冤罪の人も多くいるそうです。

僕の友人も冤罪を主張していて、ドライブ中に警察に止められて車の中に警察官に

大麻のパケを置かれたと訴えていました。

 

これが事実だとしたら相当エグいなーと。

 

ちなみに僕の友達の知り合いの中には大麻100グラム所持で

逮捕された方がいるらしく、彼は密売人だと断定されていました。

ちなみに、密売人と個人消費用の所持では大きく罪の重さが異なり、

彼はスマホの暗証番号を解かれたらその罪が立証されてしまう状況でした。

 

簡単に言えばトーク履歴から犯人の尻尾をつかむ日本と同じ古典的やり方ですね。

 

彼はスマホの暗証番号を教えることを拒み、拷問を受けたそうです。

手を机の上に開かせて警棒で思いっきり...

 

指三本が爆発したそうです...

 

そんなエグいことをする警察の方々もビジターには超親切でした。

警察のことを悪くいうのは身内が何か取り締まりを受けた方が多いようですね。

また、大抵大麻所持ならば罰金18,000円ほどでシャバに出ることは可能なようです。

 

僕は全く大麻等はやりませんが、メキシコに来て座れる方は覚えておいても

良いかもしれないですね。

 

ちなみに僕はメキシコの警察好きです。

 

パトカーもバイクもかっこいい上に、とても親切です。

日本の警察も同じような感じなんでしょうね。

 

以上、今回はメキシコのバビロンに潜入してきました〜。