El Cuyo旅行
メキシコに行ったことがある日本人は多分たくさんいるのだけれど、
ユカタン州を訪れる日本人はほとんどいないはずだ。
その中でも最近行った"El Cuyo"は周辺の空港からも遠く、
さらに目と鼻の先にメキシコ随一の観光地である"Cancun"があるため、
観光客はみんなそちらに行くためとにかく人が少ない。
まさにこの世の楽園のような場所だった。
一見何の変哲もないビーチなのだけれど、
本当になんの変哲もないビーチなのだ。
ただ、先ほども書いたようにとにかく人がいない。
現地に住む人々も昼間は仕事がある上に、そもそも人がいない。
昼間の3時でこの感じなので本当に人口は少ないんだろう。
そしてとにかく暑かった。
12月だというのに昼間の気温は軽く35度には届いていた。
かなり暑かった。
「人もいないし観光客もいないならどうやって生きているんだ!」
とLuisに質問すると、主要産業は「漁業と観光業」だった。
確かに、ダウンタウンの近くには寂れた港があった。
顔がアジア人だからかはわからないが、街の人は全体的に暖かかった印象。
朝ごはんを食べたカフェの店長らしき男性も、
「日本からきた」と伝えると近くのおすすめのレストランやビーチを教えてくれた。
(尺の関係でそれらのスポットは訪れることができなかった。)
結局店長と話たりご飯を食べたりで
このレストランには1時間以上も滞在してしまった。
ハンモックも設置してあったりとにかく居心地が良かった。
昼間は一日中ビーチで肌を焼いたり友達と喋ったりして過ごしたため、
一枚も撮ることができなかった。
これは計算外だった。
夕方に近づくにつれて空がどんどんきれいになっていった。
正直、あれほど壮大な夕暮れ〜夜空を見たのが人生で初めてだった。
日も暮れてきたので一度家に帰り、
その後は適当に夕食を済ませて夜のビーチに向かった。
"El Cuyo"は、メキシコの中で空がきれいな場所10選に選ばれたことがあるとかないとかで、とにかく星の数がとんでもなかった。
満天の星空。
iPhoneで撮影を試みるも、1ミリも星が映ることはなかった。
このあと3時間くらいずっと星空を見続けて、家に帰って死んだように眠った。
気になる"El Cuyo"へのアクセス、
まずはじめにMerida発、Tizimin行きのバスでTiziminまで移動。
バス代は500円程度。
その後、"Tizimin"発、"Colonia Yucatan"行きのバスで"Colonia Yucatan"まで移動。
バス代は300円程度。
その後、"Colonia Yucatan"からタクシーで"El Cuyo"まで移動。
タクシー代は一台3,000円程度。
全体で移動に4,000円程度かかるけれど、
一人で行かずにグループで行くことができれば交通費もかなり抑えられる。
ホテルはビーチサイドに多くのCasaと呼ばれるレントハウスが建っていて、
Airbnb等から予約ができると聞いた。(それ以外は直接電話か予約サイト)
一泊一軒6,000円程度だったので、筆者らは4人で一人当たり1,500円。
ドンキホーテもびっくりである。
また、"Cancun"からの行き方もあるそうだが、
筆者は"Quintana Roo州"が死ぬほど嫌いなのでそちらからの行き方は割愛する。
VIVA YUCATAN!